住信SBIネット銀行は、三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同で出資しているインターネット専業銀行です。
ネット銀行といえば、店舗がないので不安かもしれませんが、店舗がないのでその分を顧客への還元(例えば金利やATMの利用時間など)してくれています。
私が利用している便利な使い方も含めて、住信SBIネット銀行を解説していきます。
- お金の出し入れは、コンビニATM利用で便利(デメリットもあり)
- 他行への振込が無料になる
- ほんの少しいい金利で預けることができる
- スマートプログラムでATM引き出し回数や、振込無料回数の優遇がある
- スマートプログラムで簡単にランクを上げる方法
- SBI証券と連携させてハイブリッド預金を利用すると便利
- 定額自動入金サービスと自動振込サービスを利用して、他行の住宅ローン返済にあてる
- まとめ
お金の出し入れは、コンビニATM利用で便利(デメリットもあり)
店舗がないので、コンビニのATMを利用しますが、預け入れは無料、引き出しは月2~15回まで無料です。
後述しますが、スマートプログラムのランクによって、無料の引き出し回数が決まっています。
ただ、デメリットは、コンビニATMでは、小銭の引き出しができません。
使用できるATMは、セブン銀行・E-NET・ローソンATM・ゆうちょ銀行・イオン銀行・VIEW ALTTE(JR東日本の駅構内)です。
他行への振込が無料になる
他行への振込手数料が、月1~15回無料になります。
これもスマートプログラムのランクによって回数が変わってきます。
住信SBIネット銀行同士の振り込みは無料です。
ほんの少しいい金利で預けることができる
大手銀行の普通預金金利は、0.001%です。(2016年10月現在)
住信SBIネット銀行のハイブリッド預金で預け入れをすると0.01%で、大手銀行の普通預金の10倍です。(微々たる金額ですが)
スマートプログラムでATM引き出し回数や、振込無料回数の優遇がある
2016年1月から、スマートプログラムというサービスが始まりました。
ランクは1~4まであり、ランクごとにATM引き出し回数や、振込無料回数が決まっています。
引用:住信SBIネット銀行
口座開設した当月と翌月はランク2となります。
スマートプログラムで簡単にランクを上げる方法
引用:住信SBIネット銀行
ランク1は、誰でもなれます。
条件が付くのがランク2から
30歳未満の方は、預金残高が1,000円以上であれば、ランク2です。簡単ですね。
30歳以上の方は、総預金残高100万円以上か、預金残高1,000円プラス以下の8つの条件のうち2つ以上の該当が必要です。
1.外貨普通預金・外貨定期預金の月末残高あり
2.仕組預金の月末残高あり
3.SBIハイブリッド預金の月末残高あり
4.カードローンの月末借入残高あり
5.目的ローンまたは不動産担保ローンの月末借入残高あり
6.純金積立の引落しあり
7.給与、賞与、年金の振込あり
8.デビットカードを月1万円以上利用
この中で、クリアしやすいものは、
「3.SBIハイブリッド預金の月末残高あり」
SBI証券に口座を作り、ハイブリッド預金を利用することで、1つクリアできます。
「7.給与、賞与、年金の振込あり」
会社が振込先を指定している場合はむずかしいですね。どこでも振り込んでくれる場合は簡単です。
「1.外貨普通預金・外貨定期預金の月末残高あり」
これは私も利用しています。外貨普通預金に残高があればよいので、1ドルだけでもOKです。
私は、南アランドを10円分買付ています。残高があればよいので、数円でOKです。
また、SBIカードというクレジットカードをもっていると、無条件でランク2になりますが、初年度年会費無料で、次年度以降は900円(税抜)です。年間10万円以上の利用で次年度無料になります。
カード還元率は1%ですので、年会費が完全無料ならありですが、年間10万円以上の条件なら、持つのは他還元率が高いクレジットカードを利用している方は微妙ですね。
ランク3は、少しだけハードルが高い
総預金の月末残高が300万円以上
または、
総預金の月末残高が1,000円以上かつ住信SBIネット銀行の住宅ローンを利用
となります。
あとは、上の8つの条件のうち、3つクリアでランク3です。
ランク4は、かなりハードルが高い
外貨預金・仕組預金の月末残高が合計500万円以上
または、
住宅ローン利用かつ、外貨預金・仕組預金の月末残高が合計300万円以上
となります。
簡単にランク4になるには、ランク2をクリアした上で、SBIゴールドカードまたはSBIプラチナカードを持つ方法が手軽です。
SBIゴールドカードは、年会費2,500円(税抜)年間100万円以上の利用で次年度無料
SBIプラチナカードは、年会費20,000円(税抜)です。
もし、月の振込回数が多く、15回の振込無料を受けたいのであれば、年会費2,500円を支払って、ゴールドカードを持つのは1つの方法だと思います。振込手数料と比較しても、年間2,500円で、月15回、年間180回も無料になるので、たくさん振込をされる人はお得にですね。
SBI証券と連携させてハイブリッド預金を利用すると便利
ハイブリッド預金は、SBI証券の買付余力と連動しています。
ハイブリッド預金を利用することで、SBI証券への資金移動や、入出金が楽に行えます。
手数料はかかりません。金利が少し良いです。
定額自動入金サービスと自動振込サービスを利用して、他行の住宅ローン返済にあてる
私の給与振り込みは、会社から銀行と支店を指定されていますが、住宅ローンは給与振り込みとは別の銀行で借入をしているので、毎回、お金を引き出して、別の銀行へ預け入れなおしていました。
住信SBIネット銀行をハブ銀行として利用し、定額自動入金サービスと自動振込サービスを利用すると、何もしなくても給料がふりこまれる口座から、住宅ローンの引き落とし口座へ資金を移動させることができます。
この方法は住宅ローンの支払い以外に、子どもへの仕送りにも利用できます。
まとめ
ネット銀行なので、店舗がなく不安だが、ATMの利用時間を気にしなくてよい。ただし、コンビニATMは小銭がおろせないのがデメリット。
スマートプログラムのランクを上げると、振込無料回数や引き出し無料回数が増える。
SBI証券の口座を持っているなら、ハイブリッド預金を利用すると、証券の口座への資金の移動が楽になる。
定額自動入金サービスと自動振込サービスを利用すると、毎月一定額の振込が自動化できるので、とっても便利。
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